・初めて購入される方へ
・成功する不動産の買い方
・なにから始めればよいのか
・物件情報について
※下線の部分は、不動産用語集に解説があります。クリックすると、用語集が別ウィンドウで開きます。
成功する不動産の買い方
1.ライフプランから
まずは、あなたのライフプランをじっくり考えてみて下さい。子供さんはいますか、何人ですか、いくつですか。子育ての間の部屋数、家の大きさ。でも子供が独立したら?。職場からの距離は? 転勤はありませんか?
2.物件情報を集めましょう
次は物件情報です。まず資金計画という人もいますが、まずは楽しいことから考えましょう。いろんな物件を見ると夢が広がります。住宅情報、チラシ。最近はホームページは有力な情報源です。
3.チラシについて
不動産の広告チラシ。これも見方を身につけることが大切です。チラシに大きく出ている物件は、チラシを作った不動産会社が、売りたい、またはその不動産会社の利益の大きい物件です。なぜ、チラシを出すのか、先方の立場にたって考えてみて下さい。
ところでチラシに乗せられてのこのこ出かけていくのは、要注意。チラシを出しているくらいですから、売主側の不動産会社(これを元付けと言います)が、売主のためにいい条件で売ろうと待ちかまえています。大切なのは、あなたの立場で、仲介をしてくれる不動産会社(プロ)を選ぶことです。(これを客付けと言います)
4.多くの物件情報に当たる、複数の不動産業者を知る。
楽しい買い物ですから、とにかく沢山の不動産情報に接しましょう。チラシも住宅情報誌も、インターネットも。いろいろ見ているうちに、チラシや情報誌の見方もわかります。物件の相場についての感覚も身に付いてきます。
物件情報は、実は、どこの不動産会社でもほぼ同じです。売りたい人が不動産会社に売却の依頼をすると、その物件は「流通機構(レインズ)」に登録されます。これを各不動産会社はいろんな形で皆さんに紹介しているのです。つまり、元の情報は同じ。情報が同じなら、あなたのことをとことん考えてくれる信頼できる業者を選ぶことが大事です。
5.あなたにとって良い不動産会社の見分け方
不動産会社や営業マンの考え方をつかみましょう。何度も話をしているうちにわかってきます。継続的にフォローしてくれるのかどうか、見極めましょう。その場限りでいいことだけを言う営業マンが多いのは事実です。住宅ローンの相談などもしてみたらどうでしょうか。どれくらい真剣に考えてくれる営業マンかが見えるかもしれません。
多くの物件を見ましょう。「相場感覚」が身につきます。営業マンの押しに負けないで。多くの営業マンはノルマがあり、今月の売り上げノルマを達成するのに必死です。いい加減な営業マンなら、最初のうちは親切に接してくれても、数ヶ月もすると何の音沙汰もなくなります。真剣に買おうと思っているあなたに対してそんな扱いをする営業マンは、やはり自分のノルマだけを考えているのでしょうね。
「未公開物件」「お客様だけにこっそり」と言った類の情報には、十分気をつけてください。あなたと特別な関係がなくて、なんでそんなことをしてくれるのでしょう。要は高く売りたいのです。そんなときに、あなたに信用できるプロの営業マンが着いていてくれるといいですね。あなたの利益を第一に考えてくれるプロを捜してください。
あせりは禁物です。気に入った物件が見つかってもすぐ決めてはいけません。朝、昼、夜、できれば深夜も。平日、休日、時間や曜日をかえて何度も足を運ぶことです。意外な問題点が隠れていることもあります。
買いたいと思った時が大事なときです。ただ焦らず一番ほしい物件を見つけるまで、じっくり取り組んでください。いいと思ったときは、テンションがあがってしまいます。そのときに、冷静になる頭も必要です。
ただし、あなたがほしいと思った時は、他の方もほしいと思う場合がよくあるということを念頭において置いてください。
資金は大丈夫?、子供がもっと成長したら、独立したら?。一度冷静になることが大事です。こんなときに、ばんばん進めてくる営業マンは要注意!!!。あなたの冷静な判断を助けてくれるのが、本当にあなたの味方の営業マンでしょ?
これだと思ったら、面倒くさがらずに素早く行動を起こしてください。すぐ買えという意味ではないのです。ぐずぐずしないで、必要な行動、を起こしてください、ということです。売主対買主の1対1であれば、買主側に有利に交渉ができる場合が多いです。なんと言っても相手は売りたいと思って売りに出している人ですから。でも買いたい人が二人出てくると、少し、交渉できなくなる場合が多く、買主側が不利になります。
現実にお金を出せる人には、売主は弱いものです。そこで、資金計画がしっかりしていることが重要になります。
じっくりと納得のいく物件を探してください。営業マンの手数料ノルマに協力するためにあなたは家探しをしているのではないのですから。自分のペースでゆっくりと。そして、それを続けていると、結局、あなたの周りに残ってくれるのは、あなたが信頼できる営業マンということになります。あなたの立場にたってくれる営業マンは焦りません。信頼できる営業マンは、その仕事ぶりを信頼されて、リピーターのお客さんや、新しいお客さんを紹介してくれるお客さんを持っています。だから焦らなくてもいいのです。営業マンの立場からすれば、良いアドバイスをじっくりしていれば、自然とお客さんが着いてくださる、そういう関係なのです。
6 資金計画
資金計画はとても大事です。ここで一番大切なことは、「無理な計画は絶対立てない」ということです。せっかく家を建ててもローンに追われた生活では、新生活がだいなしです。物件情報を見て、将来の夢を描いて、楽しいことを考えたら、今度は必要なこと、避けて通れない資金の問題を真剣に考えましょう。資金計画の事前打診をすることは素早く行動できる武器にもなり、現実にお金を出せる人じゃないと、売主を説得することができないのです。
7 期限を定めて
自分の気持ちの中では、いつ頃までに家を買おうというプランを持っておくことも大切です。それがないと家探しも真剣になれません。
8 まとめ
繰り返しになりますが、ライフプランを立てて、焦らずじっくりたくさんの物件情報に当たり、あなたの見る目を養い、プロの営業マンに巡り会い、資金計画もしっかり立て、タイミングを逃さない準備を行うことです。家探しのスケジュールも頭の中に。これがコツです。
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なにから始めればよいのか
まずは、最初に、このホームページをじっくり読んでください。「WEB会員登録」をして、「不動産情報誌」や図面の請求もしてください。
次に、早い段階で会いに来てください。
物件の中を見ていただく(内覧)だけでも結構です。お越しいただければ、資料もたくさん揃っています。
不動産の購入は通信販売みたいにはいきません。
「成約事例」を読んでみてください。良い物件を選んでいただいた方は、何度も連絡を取り合ったり、物件を見たり、ローンでいろいろ工夫をしたり。いろいろ努力をして、高い満足を得られています。
不動産の購入は、お客様と私たちの共同作業です。自分が動かず、良い結果、高い満足が得られることはほとんどないと思ってください。
私たちに会っていただければ、私たちの考え方も理解していただけますし、情報も多く得ていただくことができます。
資金計画が決まり、物件が決まれば、後は面倒なことはありません。私たちにお任せいただければ、流れはスムーズです。契約の日時、手付け金の金額が決まって、重要事項の説明、契約、ローンの申し込み、ローン契約、決済、引き渡しという段取りです。このように書くと面倒な手続きと思われるかもしれませんが、そのために私たちがいるのです。そこはお任せください。
皆さんにがんばっていただく必要があるのは、物件探し、ローンの審査です。
あなたにとって最高にフィットする物件を探そうとしたら、営業マンはあなたと、気持ちの上で一体化していきます。内装前の物件を入手して、内装から意見を入れたい、地域限定で探したい、一つの宅地を分割してくれないだろうかなどなど、できるだけ、あなたの希望に応えてあげたい。
ローンを組むことが難しい方でも、ほかにはないけど、この金融機関なら、という感じで見つけ出したりしてしまいます。
まずは、お会いすることが第一歩です。
1年先、2年先の計画でもかまいません。まずは、実際においでください。お会いいたしましょう。
先日、1年半前においでいただいたお客さんに契約をしていただきました。最初おいでいただいたときには、とても不動産購入のローンを組める資金の資料はなかったのですが、年単位のプランを一緒にお考えして、資金関係の資料を整えていただき、自己資金を増やし、ご両親のご理解、援助も得て、物件購入にたどり着きました。もちろん、現実の資金計画では無理はありませんが、資料が不足する場合があるのです。最初からあきらめずに、長期的な視野を持って準備したことが、良かったのだと思います。
とにかく、おいでください。当店の図面には住所も入っておりますので、ご自身でゆっくりごらんになることもできます。外観を気に入っていただいたら、次の段階で、内覧の申し込みをされればよいのです。
お会いできれば、あなたの「夢」に向かって大きな前進ができます。ぜひ、おいでください。
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物件情報について
住宅情報誌に同じ情報が何度も出ていたり、別の不動産屋をあたったのに、同じ情報が紹介されたりした経験はありませんか? 同じオープンルームなのに、今週と先週では主催会社が違っていたり、という経験はありませんか?
不動産会社の多くは、「レインズ(不動産流通機構)」の情報をもとに、お客さんに物件情報を提供しています。東日本流通機構のホームページは、
「REINS IP Home Page
Real Estate Information NetWork Systems for
IP Services
本ホームページは(財)東日本不動産流通機構会員専用の情報交換サービスです。
<IP型メニューへ>
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(財)東日本不動産流通機構 REINS-IP
Copyright(C) Summer, 1999 REAL ESTATE INFORMATION
NETWORK FOR EAST JAPAN All right reserved.
本サイトは会員間情報交換専用ですのでリンク不可とさせていただいています。
ご注意!
元付業者のレインズ情報を、承諾を得ずに自社のホームページへ掲載、又は、他の手段によるインターネットへの露出等の行為は、処分対象となるのでご注意ください。
レインズが機構会員の資格を有する業者のみが利用できること、そしてその利用については、当機構の会員間取引規程及びガイドライン等に基づくことを再度認識のうえ、ご協力願います。
また、元付業者から正式に了承を得ても、レインズ情報は「不動産の表示に関する公正競争規約」の表示基準を完全には満たしていないため、その情報をそのまま転載すれば、不動産公正取引協議会から公正競争規約違反として措置を受けるおそれがあります。」 |
となっています。
ここには、会員である不動産会社が物件情報を登録します。
物件の登録は、不動産業者の関与の態様によって「売主」「代理」「専属専任」「専任」「一般」と分かれています。
チラシや住宅情報誌に同じ物件が何回も出てくるのは、仲介会社が、売主業者や売主、元付け各社に掲載の許可を得て、各社がこの情報を自分の情報として出しているからです。このために、どこの不動産仲介会社に行っても同じ物件が紹介されることになるのです。オープンルームも同じ仕組みです。
ここで気をつけていただきたいのは、売主側についた不動産会社は、あくまで、売主側で仕事をするということです。
レインズのデータを使って、加入している不動産会社は、客付けとしてお客さんに紹介し、仲介することができるのです。
レインズの問題点は、
「問題は、登録業者側にあるだろう。データの登録や削除を小まめにし、ユーザーからの信頼を得られるサイトに出来るかが営業に成績に直結してくるからだ。いまは閉鎖サイトであるが、レインズに登録されているデータの多くが成約済、媒介契約切れ、あやふやなものが多く、登録業者へいちいち確認の電話を入れないとユーザーにはとても見せられないのが現実だ。
インターネットとは、誰でもアクセスできる。そして日々刻々評価されていることを業者は自覚すべきではないだろうか。
(日本バイヤーズエージェント協議会会員 嶋田尚芳)
初出:バイヤーズ・エージェント通信 2002年4月5日号」
という点です。
最近、レインズのデータをダウンロードして、広い地域(たとえば、一都三県)に何万件のデータを垂れ流している業者を見かけます。とてもまじめに仕事をしているとは思えません。データを広く流して「ひっかかってくる」のを待つ(言葉が悪くてごめんなさい)という感じですね。
ちなみに、レインズのデータは1/4から1/3くらいが使い物になりません。
自分たちのフォローできるエリアを決めて、毎日出される不動産情報をまめに確認し、こつこつと図面を取り寄せ、データベース化し、お客様がおいでになれば、すぐにご紹介、ご説明できるように体制を整えています。
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